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4割以上の看護師が「仕事を辞めたい」

全国の国立大学病院の看護師を対象に実施した勤務実態についてのアンケート結果によると、およそ44%が仕事を辞めたいと思っていることが判明しました。日本において看護師不足が問題視されている中で、まだまだ労働環境が整っていないということです。

国内の病院の中でも体制が整っている国立病院でさえこの状況です。どれだけ厳しい環境におかれているのか、調査と改善を早急に進めるべきです。

過去半年間の間に退職を考えたことがある看護師は全体のおよそ44%、考えたことがない人は11%にとどまっています。勤務状況を見てみると、「日勤~新夜勤(1日3交代制で勤務と勤務の間隔が8時間しかない日)が月に3~4回ある」と答えた人が36%にも上り、さらに有給休暇を11日以上取得できている人は13%しかいません。

有給休暇については改善されているどころか減少傾向にあります。月に40時間以上の残業もあり、看護師にとってますます環境が厳しくなっているということです。十分な看護ができていないと答えた人についてはなんと48.9%もおり、仕事が過密であったり、人員不足が原因として挙げられます。

ここ半年間でミスを起こしたり、起こしそうになった経験のある人は60.9%、パニックになったことがある人は43.8%とこれらも高い割合となっています。やはり1人あたりの業務量が多いことや複雑さが原因となっており、ミスについては勤務年数の浅い看護師に多く見受けられます。

妊娠・出産との関係ですが、妊娠しているにも関わらず、夜勤免除を申し出られなかった人が63.9%、切迫流産などの以上があった人が32.8%となっており、看護師不足の深刻さが露呈しています。

アンケートに答えていない人を含めると辞めたいと思っている人はもっと増えるでしょうし、国立病院以外の病院も対象とすると半数以上の看護師が職場に対して不満を持っていると考えられます。業界全体で離職率を抑えたいところではありますが、勤務環境を改善させることが難しいようです。